Wiseの手数料は安いと聞いたけど、
送金したお金が行方不明になったりしないか不安…
海外のサービスだから、何かあっても対応してくれなそう…
Wiseの悪い評判もしっかりと調べたい
Wiseの手数料が安いのには裏があるのでは…
Wise(旧TransferWise)について、このように思う方もいるのではないでしょうか。
僕も、海外拠点のサービスという点で、
「詐欺サイトだったらどうしよう」「対応がずさんなのでは」と不安に思いました。
そこで今回は、徹底的にWise(旧TransferWise)についての評判を調べてみました。
かつ、実際に登録・送金して実証してみた結果をお伝えしていきたいと思います。
海外送金サービスWise(旧TrasnsferWise)ってどんなサービス?
Wise(旧TransferWise)は、イギリスに本社を置く海外送金サービスです。
今までの海外送金サービスの相場からかけ離れた、格安の手数料で海外送金できるのが大きな特徴です。
現在は世界で800万以上の人が利用しています。
Wise(旧TransferWise)についての詳細は、別記事(海外送金サービスwise-旧transferwise-とは)をご確認ください。
海外送金サービスWise(旧TrasnsferWise)に関しての悪い評判を調べてみた
それでは早速、Wise(旧TrasnsferWise)に関しての悪い評判を見ていきましょう。
海外サービスとなると、こんな風に不安に思う方もいますよね…
僕もそうだったので、すごい気持ちが分かります。
TwitterやGoogleを使って調べてみたところ、悪い口コミとして多かったのは下記の3つでした。
- 本人確認に時間がかかった
- 限度額100万円までしか送金できない
- 自分が住んでいる国では対応していない
本人確認に時間がかかった
これは、実際利用した僕も少し同意できます…
僕の場合、住所確認書類を用意するのに時間がかかりました。
海外居住者の場合、住所確認書類として、
登録者本人の氏名と居住住所が確認できる公共料金明細などの書類提出が必要です。
ただ、僕の場合、
電気代や水道代は家のオーナー名義での契約だったため、代替書類を確認するのに少しだけ時間がかかりました。
結局、現地で発行したクレジットカードの明細で住所確認を完了させることはできました。
必要書類の提出後は即日で送金完了したので、
書類が手元にある人なら何の問題もないですが、手元に必要書類が揃っていない方は少し戸惑うかも知れません。
(でも、本人確認が厳しいのは金融サービスのルールなので、どこも同じだと思いますね…)
限度額100万円までしか送金できない
Wise(旧TrasnsferWise)を利用して、
日本から海外に送金する場合は限度額が100万円までと定められています。
これは、Wiseが日本の規制に準拠しているからです。
高額の送金を行いたい方にとっては、残念な結果ですね。
ただ、1日の送金回数に上限がある訳ではないので、回数を分けて振り込むことは可能なんです。
なので、高額の海外送金の場合も他サービスと手数料を比較してみるのが良いと思います。
自分が住んでいる国では対応していない
Wise(旧TrasnsferWise)では送金可能な国が定められています。
送金可能な国に入ってなかったら、Wise(旧TrasnsferWise)は候補から外すしかないですね…
とはいえ、Wise(旧TrasnsferWise)は50以上の国と地域をカバーしています。
下記はWiseヘルプページに掲載されている送金可能な国のリストです。
あなたが居住している国(または居住予定の国)が、送金可能な国に入っているか確認してみましょう。
※2022/2時点の情報のため、最新の情報はこちらのヘルプページからご確認ください。
Wise(旧TrasnsferWise)の海外送金の仕組みを知って納得
さらに、僕自身が利用前に不安に思ってたことについても解説します。
それは、
手数料が他社と比較して、こんなに安いのには何か裏があるんじゃないのか…
という点です。
シンプルに手数料が安すぎて不安に感じますよね…
でも、Wise(旧TrasnsferWise)の海外送金の仕組みを知って安心しました。
実は、
Wise(旧TrasnsferWise)は海外送金してなかったんです。
え??意味が分からない…
詳しく説明すると、実際、利用者である僕らから見た状況としては、送金元の国で入金し送金手続きを完了すれば、受け取り国の口座へ着金されます。
なので、普通の海外送金の動きと何ら変わりありません。
でもWise(旧TrasnsferWise)の中の動きとしては、
送金元の国の口座で送金額を受け取ったあと、実際には海外送金はせず、受け取り国の拠点のWise口座から受け取り人の口座に送金しているだけなんです。
なので、Wise(旧TrasnsferWise)の仕組み自体は、海外送金ではなく各国の拠点と顧客口座間で国内送金をしているだけなので、それぞれの国のWise拠点間では海外送金されていないのです。
例:①送金元の顧客の口座(日本) →Wiseの送金元国の口座(日本)
②Wiseの受け取り国の口座(タイ)→受け取り人の口座(タイ)
※①と②の間にWiseの拠点間での資金移動はありません
通常、海外送金では、
送金手数料、中継銀行手数料、受取銀行手数料、為替手数料などが発生するため手数料負担が大きくなります。
特に隠れコストと言われる為替手数料が与える負担は大きいです。
Wise(旧TrasnsferWise)の手数料が安い最大の理由は、隠れコストと言われる為替手数料が発生していないことです。
詳しくは下記の公式サイトの動画で分かりやすく説明されてます。
評判についての補足
冒頭でwise(旧TrasnsferWise)の送金を心配されていた方も、実際に海外送金が問題なくできたようですね‼︎
Wise(旧TrasnsferWise)の安全性は大丈夫?悪い評判は出ていない?
でもやっぱり、海外サービスって詐欺サイトも多いから不安…
そう思う方のために、もう安全性についても解説いたします。
結論、安心できる確かな理由がありました。
利用前に色々調べて、以下のポイントから安全性の高いサービスだということが分かりました。
- Wise(旧TrasnsferWise)は日本法人も設立している
- しっかり資金移動業者として日本で免許登録もしてる
- 大手企業である三井物産も出資している
- カスタマーサポートもちゃんと設置している
Wise(旧TrasnsferWise)は日本法人も設立している
調べてみたら、Wise(旧TrasnsferWise)は日本法人も設立しています。
日本の拠点として、ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社という会社があります。
もしもトラブルが起こった際も、日本法人を窓口にできるのは安心できるポイントですね。
しっかり資金移動業者として日本で免許登録もしてる
金融業を行うにあたり、免許登録は必須です。
しっかりWise(旧TrasnsferWise)も関東財務局に第二種資金移動業者(第00040号) として免許登録していました。
大手企業である三井物産も出資している
日本でも知名度の高い三井物産が出資していることも、信頼性が上がるポイントです。
大手企業が出資しているということは、それだけ安心感があり、将来性がある企業ということですね。
引用元
日本経済新聞
三井物産、英フィンテックベンチャーに出資
カスタマーサポートもちゃんと設置している
Wise(旧TrasnsferWise)はしっかりとカスタマーサポートも設置しています。
多言語対応しており、ちゃんと日本語での対応もしてくれます。
ここまでの情報を見て、僕自身利用してみましたが、問題なく利用できました。
Twitterで調べても、問題なく利用している声が多数もあるので、安心して利用できるサービスと言えます。
Wise(旧TrasnsferWise)利用者の生の声
手数料に感動する声、送金スピードに感動する声が多かったですね。
僕も使ってみて同じ感動がありました。
他の人の声を見てると、手続き後、5秒で完了したなんて声もありますね‼︎
海外送金サービスWise(旧TrasnsferWise)のメリット
Wise(旧TrasnsferWise)のメリットをザッとまとめました。
送金手数料が他社サービスと比べて格安
なんと言ってもWise(旧TrasnsferWise)の最大の特徴は手数料の安さです。
前述したように、Wise(旧TrasnsferWise)は独自の送金方法をとっていますので、手数料を最大限に抑えることができます。
他銀行、他海外送金サービスと比較してみた結果をまとめた記事もあるので、あわせてご確認ください。
送金手続きがストレスなく簡単にできる
送金手続きが簡単なところもWise(旧TrasnsferWise)の嬉しいところです。
僕も実際に操作してみて、5〜10分程度で完了することができました。
マイナンバーカードをお持ちの方であれば、マイナンバーカードと送金先口座の情報があればOKです。
マイナンバーお持ちでない方も、下記書類を準備していれば、10分程度で完了できると思います。
- パスポート(本人確認書類)
- 住所確認書類(銀行取引明細書または公共料金領収書)
- 送金先口座情報
マイナンバーカードをお持ちでない方の海外送金手順は、こちらの記事をご参照ください。
送金金額をトップの画面ですぐに確認できる
サイトトップ画面で手数料を含めた送金額をすぐに試算できるのも、Wise(旧TrasnsferWise)の嬉しいところです。
最初の画面で表示された金額から、最終的な送金額が変わることはありません。
まずは、利用前に下記から送金額を確認して他社と比較してみると良いでしょう。
送金額が固定額ではないので、少額の送金でも気軽にできる
他社を見てみると、送金金額によって手数料が固定制となっているサービスもあります。
例:セブン銀行の場合
手数料:50,001円~100,000円の場合は手数料は2,000円で固定
Wise(旧TrasnsferWise)の送金手数料は固定制ではなく、送金額によって決まるので、その都度必要な金額を気軽に送金することができます。
着金が早い。当日着金の声も多数。
海外送金して着金するまでの間は不安ですよね。
そんな不安なく、すぐに着金されるのもWise(旧TrasnsferWise)のメリットです。
僕が利用した時も、当日に着金しました。
調べてみたら、5秒で完了したなんて声もありました。
オンラインで登録から送金まで全て完結できる
店舗に出向いて手続きするのは面倒ですよね。
Wise(旧TrasnsferWise)は登録から送金手続きまで全てオンラインで完結できるのも嬉しいところです。
大体、10〜15分くらいで登録から送金手続きまで完了します。
2回目以降なら、5分くらいで対応完了できると思います。
Wise(旧TrasnsferWise)のデメリット(ここは気をつけて)
Wise(旧TrasnsferWise)の利用を検討する際は、しっかりとデメリットも把握しておきましょう。
日本から送金できる限度額は100万円まで
Wise(旧TrasnsferWise)は資金移動業者という登録上、送金限度額が100万円までと定められています。
そのため、一度で高額の送金を行いたい場合は、他のサービスを検討した方が良いかもしれません。
ただ、1日の送金回数に上限は定められていないので、分割して送金することはできます。
高額送金をされる場合は、Wise(旧TrasnsferWise)で分割して送金した場合と、他海外送金サービスを利用した場合で比較してみるのが良いと思います。
現地の銀行口座が必要
Wise(旧TrasnsferWise)を利用する場合は、在住している国の現地の銀行口座が必要となります。
現地口座が無い場合は、他の海外送金サービスの利用するのも一つの方法です。
(手数料は高くなりますが、WesternUnionやSBIレミットであれば現地口座がなくても利用できたと思います)
ただ、現地口座がない場合でもWise(旧TrasnsferWise)のデビットカードを活用する方法があります。
Wiseデビットカードがあれば、日本円でデビットカードに入金し、現地で決済することができます。
また、ATMから引き出しをすることもできるため、現金を受け取ることも可能です。
現地口座が無い方は、一度、Wise(旧TrasnsferWise)のデビットカードを検討してみましょう。
詳しくは、こちらのWise(旧TrasnsferWise)公式のヘルプページをご覧ください。
現在、海外に住んでいてもWise(旧TrasnsferWise)に申し込みはできる?
海外在住の方でもWise(旧TrasnsferWise)の登録・利用は可能です。
僕自身、今住んでいるタイの住所をもとに登録して問題なく利用できました。
Wise(旧TrasnsferWise)の登録・利用する際にマイナンバーカードは必要?
結論、マイナンバーカードがなくてもWise(旧TrasnsferWise)の利用は可能です。
僕も、タイ移住に伴ってマイナンバーカードは返納していたので不安でしたが、パスポートや現地の居住住所が確認できる書類があれば利用できました。
マイナンバーカードがない場合の利用手順はこちらの記事をご確認ください。
まとめ:結論、Wiseは安心して格安手数料で海外送金できるサービスだった
以上、Wiseについての口コミをもとに、検証した結果を解説いたしました。
海外送金となると、ある程度の金額を移動することになるので、不安になる気持ちがあります。
でも、調べてみた結果、日本法人もあり、利用実績も多数報告されていたため安心して利用することができました。
海外送金サービスでお悩みの方は、是非一度下記ページから試算して他社サービスと比較してみてください。
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