韓国ではどんなお酒が人気?
韓国に行ったら飲むべきお酒を知りたい
韓国で飲酒する際のルールを知っておきたい
韓国といえばK-POPやドラマ、韓国料理でお馴染みで、そんな韓国カルチャーに引き寄せられる日本人が増えています。
ですが、意外に知られていないのが「お酒大国」であるという一面。
韓国人にとってはお酒自体を楽しむというより、コミュニケーションの道具や人々との絆を深めるための重要な手段として位置づけられています。
そこで今回は、韓国でよく飲まれているお酒の種類、文化やマナーを徹底的に解説します。
韓国のお酒事情を知ることで、旅行が楽しくなり、実際に韓国人と交流するときにも役立つはずです。
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韓国人が好きなお酒【ビール・焼酎・マッコリ】
韓国で人気があるお酒はこちらです。
【韓国でよく飲まれるお酒】
- ビール(メクチュ)
- 焼酎(ソジュ)
- マッコリ
- ワイン
- ソメク(韓国焼酎をビールで割ったもの)
日本でも飲まれるお酒から、あまり聞き馴染みのないものまでありますよね。
それぞれのお酒の人気は、時代や年齢層でも変わってきます。
【韓国の酒類消費1位のお酒推移】
- 1970年代:焼酎
- 1960年代:マッコリ
- 1980年代:ビール
2018年の韓国国税庁統計の調査では、消費されるお酒の種類がビール(40.0%)、焼酎(31.3%)、伝統酒(19.2%)、輸入ワイン類(3.2%)という順でした。
近年ビールが好まれている理由としては、ホンスル文化(一人酒)が浸透し、酔わない程度に軽く楽しめるお酒であることが挙げられます。
年代別では、20〜40代はビールや焼酎(特にチャミスル)、50代以上の層は焼酎はもちろん、日本酒を嗜む人も少なくありません。
ちなみに韓国のお酒の度数は、ビール(メクチュ)が4.8〜6.9%、焼酎(ソジュ)が20%前後、マッコリが6〜8%、梅酒(メシルジュ)が14%前後と、日本メーカーのものと比べると少し度数は高いです。
韓国で飲みたいローカルビール(メクチュ)3選
韓国のビールはホップの苦味が少なく、炭酸をよく感じる軽い喉ごしが特徴です。
アルコール度数は製品により異なりますが4.8〜6.9%で、日本のビールと同程度かやや強めです。
韓国ビール醸造の歴史はまだ浅いものの、いまでは種類も増え、コンビニやスーパーで手軽に購入できます。
2014年頃からは輸入ビールやクラフトビールブームに対抗して、苦味やコクのある味のビールも増えているようです。
また、2017年以降には発泡酒も登場し、日本と同様に価格の安い発泡酒も存在感を増しています。
1. TERRA(ハイト真露)
焼酎のJINROでおなじみの眞露株式会社(日本法人名)が製造しているTERRAビール。
原材料は、麦芽(オーストラリア産100%)、ホップ、スターチでアルコール度数は4.6度です。
ビールの主要原料となる麦芽は、豊かな水源と澄んだ空気に恵まれた100%オーストラリア産を使用していて、バランスの良い旨みと苦み、すっきりした味わいが特徴。
韓国大手航空会社の機内ビールに採用されたり、韓国ドラマの中で飲まれていたりと知名度を上げ、2019年の発売以来、韓国国内では不動の地位を確立しているビールです。
製造会社:ハイト真露
アルコール度数:4.6度
2. CASS(OBビール)
OBビールの前身は1933年創業の昭和麒麟麦酒。その代表商品がCASS(カス)ビールです。
韓国ビール市場のシェア40%に迫る圧倒的な人気を得ていて、韓国ドラマのワンシーンにもよく登場するので日本でも高い認知度があります。
アルコール度数は4.5度で、苦味が少なくすっきり飲みやすいラガービール。
このCASSビールと韓国焼酎を合わせた「爆弾酒」が若者の間で人気なのも、大きな支持を得ている理由なんです。
製造会社:OBビール
アルコール度数:4.5度
3. Kloud(ロッテチルソン飲料)
Kloudビールは、ドイツ産ホップを使用し水を加えないオリジナル製法で醸造された、従来の韓国ビールとは一線を画す本格派ラガービール。アルコール度数は4.5度。
2014年にKloudビールが全国的に大ヒットすると、翌年にはOBビール社が麦芽100%のOBプレミアを発売して対抗しました。
韓国ビールは薄い!というイメージを払拭する契機になったビールとしても知られています。
2021年の広告モデルに、BTSを起用したことで知名度を上げています。
製造会社:ロッテチルソン飲料
アルコール度数:4.5度
最近はクラフトビールも人気
2010年代からは、クラフトビールブームが起こりました。
小規模醸造所の設置基準が酒税法改正により緩和されたことで、専門店が増加し、既存のメーカーだけでなく多様な韓国産クラフトビールが味わえるようになりました。
いまでは全国160以上の醸造所で、2,000種類以上のクラフトビールが作られています。
また、ソウル中心部にある益善洞(イクソン洞)地区ではクラフトビールが飲めるお洒落なお店も多くあるので、ぜひソウルに行った際は足を運んでみてはいかがでしょうか。
現地で飲みたい【韓国焼酎(ソジュ)4選】
次にご紹介するのはチャミスルでおなじみの韓国焼酎(ソジュ)。
韓国焼酎は米や小麦に麹を混ぜて造る醸造酒で、古くはマッコリを醸造して焼酎を造っていた時期もあったようです。
1980年代には、韓国焼酎がマッコリを抜いて国内消費量1位になり、現在も韓国では、ビールに次いでもっともポピュラーなお酒として親しまれています。
1. チャミスル (眞露株式会社)
緑の瓶が印象的な眞露株式会社が製造販売するチャミスルは、韓国国内シェア50%以上を占める焼酎(ソジュ)として有名。
アルコール度数は16〜20度で、米と麦を原料とし、竹炭で4回にわたってろ過作業をすることで得られるスッキリと澄んだ味わいが特徴です。
いまや日本でも手軽に手に入ったり、韓国料理店はもちろん居酒屋でも見つけることは難しくはありません。
また、フレーバーも豊富でノンフレーバータイプをはじめ、マスカットやいちご、グレープフルーツ、すももといった低アルコール度数のフルーツフレーバーも女性や若い年代に人気です。
製造会社:眞露株式会社
アルコール度数:16〜20度
2. チョウムチョロム (ロッテチルソン飲料)
韓国語で「はじめてのように」を意味するチョウムチョロム。
チョウムチョロムはチャミスルとともに、韓国焼酎・ソジュ界のツートップに位置しています。
チョウムチョロムのアルコール度数は16%と17.5%の二種類があり、共にまろやかさを感じる味わいです。
特に16%の方は度数が低いこともあり、とっても甘いソジュなんです。
甘いまろやかさや、やわらかい口当たりが韓国でも若い世代に支持を得ています。
ノンフレーバータイプのほかに、ゆずやピーチ、ブルーベリー、ザクロなどのフルーツフレーバータイプも人気です。
製造会社:ロッテチルソン飲料
アルコール度数:16%、17.5%の2種類
3. JINRO (眞露株式会社)
1924年に生産が始まったJINRO(ジンロ)はすっきりとピュアな味わいが特徴で、ストレートやロック、さらにはカクテルベースと、自由自在にたのしめる韓国焼酎の代表格です。
焼酎カクテルには欠かせない万能な焼酎なので、韓国料理はもちろん、和洋中どんな料理ともマッチします。
主原料には米と麦を使い、限りなく不純物を取り除くために5回連続で蒸留しており、そこに韓国馬山の地下深水をブレンドすることで、クリアでピュアな味わいになっています。
製造会社:眞露株式会社
アルコール度数:16.9%
4. 鏡月 (ロッテ酒類)
1996年からは日本でも販売されるようになった鏡月は、韓国のロッテ酒類が製造している焼酎です。
原料は麦、米、とうもろこし、サトウキビなどで、連続蒸溜方式によって造られております。
日本でいう「甲類焼酎」にあたるもので、クセのないピュアな味わいに仕上がっています。
芋焼酎などクセの強い焼酎に比べてすっきり飲みやすいことから、若い世代や女性など、これまで焼酎を苦手としていた層からも人気を集め、ヒット商品となりました。
多くは果汁などで割って飲む焼酎として愛飲されており、発売以降13年連続で日本の韓国焼酎シェアで売上No.1を獲得しています。
製造会社:ロッテ酒類
アルコール度数:16〜25%
韓国では本場の【マッコリ】も楽しみたい!
日本では、韓国ドラマや韓流俳優のコマーシャルの影響で有名になったマッコリ。
韓国では伝統酒とされるマッコリは濁酒(タッチュ)ともいわれ、大衆酒として愛されています。
主に米を原料として作る韓国伝統の発酵酒で、アルコール度数は約6%とビールよりも少し高いですが、甘みがあり飲みやすいので女性にも人気です。
韓国では加熱処理をしていない「生マッコリ」がおなじみで、フレッシュなシュワシュワ感や甘み・酸味の変化を楽しむことができます。
昔は雨で農作業ができない日に、チヂミとマッコリを食べて時間を潰したともいわれており、韓国では今も雨の日にはマッコリとチヂミを一緒に楽しむ習慣があるそうです。
また、マッコリは3,000〜10,000(約330〜1100円)ウォンとお手頃価格。
全州にはマッコリ横丁とよばれる場所があり、さまざまなマッコリを飲めるお店が軒を連ねています。
昔ながらの居酒屋などでは、大きなやかんに入ったマッコリが出されるのがお決まりです。
韓国では【爆弾酒(ポッタンジュ)】というデンジャーなお酒も…
韓国では、種類の違うお酒を混ぜた爆弾酒(ポッタンジュ)とよばれるお酒があります。
ビールが入ったジョッキにウイスキーなどの洋酒のショットグラスを落として飲んだり、反対に洋酒の入ったグラスにビールを注いだりして飲みます。
庶民的な食堂や昔ながらの居酒屋には、洋酒が置かれていないことも多いため、焼酎とビールを混ぜた「焼麦(ソメッ) 」が定番です。
爆弾酒というデンジャーな名前でありながら、いつしか「洋酒や焼酎を飲みやすくする方法」として、若者を中心に一般的となりました。
いずれにしてもアルコール度数は高く酔いも回りやすいので、飲む機会がある場合は量に注意しながら楽しみましょう。
韓国の飲酒時の7つのマナー
食事の際のマナーがいくつもあるように、飲酒時のマナーももちろんあります。
韓国ドラマや映画でもお酒を酌み交わすシーンがよく登場するので、観ていて不思議に思う方も多いのではないでしょうか。
韓国の方と飲むときに相手を不快にさせないよう、基本マナーを学んでいきましょう。
1. 目上の人から注ぐ
まず、お酒は目上の人から注ぐことが必須マナーです。
目上の人にお酒を注ぐ時はビンを右手で持ち、左手はビンや右ひじに添えたり、男性の場合は胸に軽く当てます。
逆に目上の人からお酒を受ける際は、グラスに両手を添えて受けましょう。
(友人同士などのくつろいだ関係なら、片手で注いだり受けたりしても問題ありません)
ちなみに、韓国では”女性が家族や親戚以外の男性にむやみにお酌することはよくない”という考えが現在でも強く残っているので気をつけましょう。
2. 目上の人より先に口をつけない
乾杯(コンベ!)をしたらまず一口飲むところですが、目上の人より先に飲んではいけないのでご注意ください。
目上の人がお酒に口を付けたのを確認してから飲み始め、なるべくイッキ飲みするのがポピュラー。
ただ、お酒の種類によっては急に飲んだら酔いが回ってしまうため、無理のないようにしておきましょう。
3. 目上の人に対して、正面を向いて飲まない
韓国では、目上の人に対して正面を向いて飲んではいけません。
(韓国ドラマなどで目にしたこともあるのではないでしょうか)
向かいの席や隣にいる目上の人にお酒をすすめられた場合は、身体や顔を少し横に向け、左手でグラスを隠して飲むのがマナーです。
このように口元を手で隠すことで、飲んでいる姿を直接見られないようにしています。
日本では存在しない文化なので、マナーを知らずにこの光景を初めて見ると「???」と疑問を抱く人も多いでしょう。ですが、韓国ではごくごく当たり前のマナーなんです。
4. 手酌はしない
韓国のお酒の席では「手酌した人の前に座ると不吉なことが起きる」という迷信もあるようです。
自分のグラスに自分でお酒を注ぐなんてありえない!という認識を持っています。
(もちろん自宅で一人酒の場合は問題ありません)
韓国のルールでは飲み会の場で手酌している人がいると、失礼な動作に思われたり、「飲み足りないのか?」と勘違いされてお酒をさらに勧められることがあるので気をつけましょう。
韓国では「お酒は皆で楽しみ飲むもの」という考え方が一般的だからこそのマナーです。
5. 受ける時は両手でグラスを持って受ける
韓国では、何をするときも「両手」が基本中の基本。
目上の人と握手する時は両手で握手し、書類でもなんでも何かをもらう時は両手で受け取るのが礼儀です。
なのでお酒の席でも片手注ぎは、相手に失礼な動作なので注意が必要です。
(友人同士など親しい間柄や、自分が相手より年上の場合は片手でついでも問題ありません)
6. 注ぎ足しはしない
韓国では、お酒の注ぎ足しはマナー違反です。
日本ではグラスが半分以上空くと、すかさずお酌したり、おかわりを尋ねるため驚いた方も多いのではないでしょうか。
韓国ではお酒を注ぎ足しする行為は、葬儀や故人に対する儀式で行われる行為であるためマナー違反とされています。もし、相手にお酒をもっと飲んでほしい時は、相手のグラスが空いたことを見計らって注ぐようにしましょう。
7. 「酌み交わし」という文化もある
お酒を飲んでもらいたい人がいる場合は、自分のグラスを空けてから、その空いたグラスを相手に渡してお酒を注ぎます。
「お酒を酌み交わす=情を酌み交わす」という意識が強い韓国人にとって、この酌み交わす行為はまさに友好の印とも言えます。
一方で、目上の人、教授や上司・先輩からのグラスは断りづらく、飲み過ぎる原因になることもあるため、良し悪し両方の面がある文化ともいえます。
韓国のお酒事情【ルールを守って楽しもう】
お酒のマナーを学んだあとは、安全に楽しむためのルールを解説します。
近隣国でも国が違えば法令も変わるため、旅行で韓国に行ってお酒を飲む機会がある方は、必ず予習しておきましょう。
韓国で飲酒ができる年齢
韓国での飲酒は、19歳から可能です。
(ちなみに、日本は2022年4月より成人年齢が18歳に引き下げられましたが、お酒やたばこは20歳からのままです)
韓国での年齢の数え方は、日本の満年齢とは異なり「数え年」です。
日本では生まれた年から1年経つまでは0歳ですが、韓国では生まれた時には1歳で、翌正月に1歳年を取るかたちです。
韓国でお酒を購入したり飲むことができるのは満19歳になる年の1月1日からなので、誕生日を迎えてない18歳でも1月1日からは法律的にお酒を買って飲んでいいことになります。
飲酒ルールは、日本人や諸外国人に対しても韓国の法律が適用されるので注意しましょう。
お酒が飲める場所
韓国では、居酒屋をはじめとする飲食店や大衆食堂、屋台からナイトクラブまで、お酒が飲めるところは様々です。
朝昼からオープンしているカフェや飲食店でもお酒を飲むことができます。
お酒が大好きな韓国人にとっては、いつでも美味しい料理と共に、お酒を頼むことができるお店が重要視されます。
満19歳になる年の1月1日までは、スーパーやコンビニなどで購入することはできず、居酒屋やバーでもお酒を注文できません。
韓国では外見を問わず、結構きびしく年齢確認されます。
韓国人のアルコール消費量は日本以上
欧米やヨーロッパの人たちと比べると、アルコール消費量は少ないといわれるアジア諸国。
そんなアジアで最もアルコール消費量が多いのが韓国なんです。
世界保健機関WHOの調査によると、韓国人1人当たりの年間アルコール消費量は約12.3Lで、世界15番目です。
近隣国である日本は世界で71番目の約7.2Lで、中国は90番目の約6.7Lなので、比べると韓国人の消費量が多いことがわかります。
ちなみに世界で見ると最も多いのは17.5Lのベラルーシで、次いでモルドバ、リトアニア、ロシア、ルーマニアが後に続いています。ワインの生産が盛んなフランスは韓国に次いで18番目(12.2L)、ビールが有名なドイツは23番目(11.8L)なんです。
引用元:世界の中の日本を知る世界ランキング
参考記事:世界・1人あたりのアルコール消費量ランキング(WHO版)
【意外!】韓国では日本酒も隠れた人気がある
日本酒の輸出先として、韓国はアメリカに次いで第2位であり、年間で約370万リットルの日本酒が韓国に輸出されています。
最近では、ソウル市内に日本食を味わえる飲食店が増え、日本の地酒を揃える店も珍しくなく、本格的な日本式居酒屋も多く見かけます。
日本貿易振興機構(JETRO)の調査では、日本酒を飲んだことがある韓国人のほとんどは「飲食店(90.4%)」で飲み、「自ら日本酒を購入して自宅で飲む」と回答した人は29.7%でした。
飲食店での日本酒は韓国焼酎やビールなどと比べて、一般的に割高です。
ですが、最近では0.9〜1Lで3万ウォン前後(約3,000円)の比較的安価な紙パック日本酒が流通していることや、新たな日本食ブームで日本酒を提供するお店が増えたことで、日本酒を飲む韓国人が今後増えることも予想できます。
現地では【運転代行】の利用もメジャー
韓国では2018年に飲酒運転に対する罰則が改定され、より厳しくなりました。
その背景には、非常に悲しい「ユン・チャンホさん」の事件があります。
当時軍服務中だったユン・チャンホさんが釜山で、飲酒運転でスピードを出しすぎた車にひかれ亡くなりました。
従来は飲酒運転の刑罰はそこまで重くなかったため、ユン・チャンホさんの友人がオンライン請願をし、韓国国内でわずか数日で40万人以上の署名を集めました。
そして「ユン・チャンホ法」として知られる法律の改定が行わたのです。
韓国で飲酒運転で死亡事故を起こした場合、無期懲役か死刑、または5年以上の懲役となっています。
韓国では殺人罪の最小刑量が5年なので、「飲酒運転は殺人と同じ」というメッセージを伝えています。
また、飲酒運転の摘発対象となる血中アルコール濃度も改定され、免許停止処分になるのが0.03%~0.08%、免許取り消し対象は0.08%以上と厳しくなりました。
このような厳罰化の影響も受け、お酒文化が根強い韓国では運転代行業が一般的に普及しています。
ソウル市内の料金は一律1万ウォン(約800円)なので、タクシーより安く利用できます。
お酒を楽しんだら、絶対に運転はせず代行業を利用しましょう。
ルール・マナーを守り、韓国のお酒で親睦を深めよう
今回の記事で、知らなかった韓国のお酒文化やルール・マナー、日本とは違うところがたくさん見えたはずです。
韓国の方にとって、お酒はコミュニケーションの場に不可欠なものです。
誰と飲むかで飲み方を変えないといけないなど、慣れないと大変な部分もありますが、それが身につけば楽しく酌み交わすことができます。
韓国の方とお酒の場を一緒にする機会がある方は、相手の文化を尊重しながら、お酒を楽しみ仲を深めていきましょう。
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