タイ移住したらどうやって賃貸物件を探せばいいの?
予算の中で、できるだけ良い賃貸物件に住みたい
日本に居るうちに、タイの賃貸物件を探すことはできるの?
賃貸物件を契約する際に必要なものは?
海外で家を探すと考えると、なんだか大変な気がしますよね。
でも、大丈夫です。
英語もタイ語もろくにできない僕でも、日系の不動産業者を介さず自分で物件を見つけて契約できました。
タイで賃貸物件を自分で探すのも難しくはありません。
今回の記事では、タイで賃貸物件を探す方法、タイの賃貸物件の家賃相場、タイの家探しに役立つ物件情報サイト3選ついて解説していきます。
今、日本にいる方でも、すぐに賃貸物件探しに着手できる方法を解説しますので、移住を検討されてる方は、これを見たら早速探してみてください。
タイで賃貸物件を探す方法
まずタイでの物件探しの前提から解説していきます。
タイで賃貸物件を探す方法は、大きくこの2つです。
- 日系の不動産業者を通して探す
- 物件情報サイトで自分で探す
日系の不動産業者を通して探す
まず1つ目は、日系の不動産業者に依頼する方法です。
タイ国内にも、日系の不動産業者が多数あります。
日系の不動産業者を通すメリットとしては、何より安心感があることです。
日系の不動産業者に依頼をすれば、日本人の担当者に相談でき、現地のことや、物件のことを色々と相談することができます。
日本人ならではの感覚であったり、 日本人が優先したい事項を知っているのは嬉しいポイントです。
契約まで全て日本語で対応してくれるので、怖さも少ないです。
デメリットとしては、安価な物件はあまり抱えていないということです。
日系の不動産業者は主に駐在員を対象にした、高額の賃貸物件が多いのが特徴です。
また、日本人が好きそうな物件が多いため、日本人が多く住む物件にあたる可能性も高くなります。日本人が多い所には住みたくないという人にはデメリットになります。
(僕がコレです)
安価なローカル物件に住みたいと言う人は、自分で賃貸物件を探した方が良いと思います。
物件情報サイトで探す
もう一つの方法が、物件情報サイトを使って探すという方法です。
物件情報サイトとは日本でいうSUUMO、ホームズのような賃貸物件や売買物件を掲載しているサイトです。
物件情報サイトを使うことによって、幅広い物件の中からソートや検索機能で自分好みの物件を探すことができます。
また、タイの不動産業者が抱えている物件のため、日本の不動産業者が抱えている物件より、比較的安価で契約できるというのが一番のメリットです。
デメリットとしては、日本語が通じない点です。
ただ、ほとんどのサイトは英語表記も対応しており、Googleの拡張機能で日本語に翻訳することもできます。(そもそもサイト内の機能として、日本語翻訳を備えているサイトもあります)
僕自身、英語もタイ語も言語能力が高い方ではありませんが、実際に物件情報サイトを使って賃貸物件の契約をしてます。
タイの家探しで使える便利な物件情報サイト3選
それでは、本題のタイの家探しに使える便利な物件情報サイトのご紹介です。
「thai rent condo」などでGoogle検索すると、タイの物件情報サイトが複数出てきます。
実際8つくらいのサイトを使ってみましたが、その中でも僕が使って良いと思った上位3つを紹介していきます。
DD Property
DD Propertyはブラウザでもアプリでも賃貸物件を探すことができます。
駅名検索やマップ検索できるのが便利なポイントです。
平米数や築年数など、欲しい情報もしっかり抑えてるのもで実用性も高いです。
RentHub
RentHubは低価格の物件情報が多いため、安い物件を探している方にはおススメです。
タイローカルも結構、使ってる人は多いようです。
HipFlat
HipFlatはサイト内で、日本語翻訳を備えているのが大きな特徴です。
各物件の価格推移も見れるため、借り時、買い時の参考にもできます。
また、建設中のコンドの情報もサイト内で確認可能です。
個人的にサイトの使い勝手としては、ココが一番よかったです。
総括
基本的にどのサイトも、英語で探せて操作も簡単です。
(出てくる単語も難しいものはないので安心です)
気に入った物件があれば、直接、エージェントに連絡することができます。
その際、LINE連絡可能か聞いておけば、LINEでの対応をしてくれるところも多いです。
各サイトでしか掲載していない物件もあるため、自分が優先すべき条件を決めたら、まずこの3サイトを調べてみるのが良いと思います。
タイの賃貸物件の家賃相場
今回は居住を検討される方が多いバンコクの賃貸物件の相場で解説していきます。
バンコク市内の賃貸物件の相場は、ざっくり下記の金額が目安です。
- スタジオタイプ(1ルーム):8,000〜12,000バーツくらい (27,200円〜40,800円)
- 1bedタイプ (1LDK) :12,000〜16,000バーツくらい(40,800円〜54,400円)
- 2bedタイプ (2LDK) :16,000〜22,000バーツくらい(54,400円〜74,800円)
- 3bedタイプ (3LDK) :20,000〜35,000バーツくらい(68,000円〜119,000円)
2bed、3bedは全体として物件数が少なめです。
チェンマイやパタヤなどの場合は、バンコクの70%〜80%くらいまで下がります。
一応、プール、ジム付き、ある程度綺麗な物件でこのくらいの価格です。
ちなみに、上記の金額は、自分でタイ企業のエージェントと交渉した場合の金額です。
日系の不動産業者が持っている物件だと、この1.5〜2倍以上の賃貸価格の物件が多いと思います。
タイの賃貸物件の種類
コンドミニアム
個人オーナーが部屋ごとに所有している物件です。
そのためオーナーの嗜好によって部屋のレイアウトや、家具、家電なども変わります。
オーナー次第で、トラブルや故障が発生した場合の対応も異なるので、人柄を見るためにもオーナーには契約前に一度会っておいた方が良いかも知れません。
エージェントを解して契約する場合は、オーナーに直接連絡しなくても、基本的にエージェントが対応してくれます。
アパートメント
オーナーが建物全てを所有している物件です。
基本的に建物を管理するスタッフが常駐しているため、何かあった場合はすぐ対応してもらえます。
安価なアパートの場合は、家具、家電が備え付けられていない場合が多いので、何が備え付けられているかは最初に確認しておきましょう。
サービスアパート
その名の通り、アパートにサービスがついた物件です。
サービスとは、メイドさんが掃除をしてくれたり、ルームサービスを持ってきてくれたり、ホテルのようなイメージです。
サービスがついてるだけあって、値段もその分高いです。
タウンハウス
もし家族連れや、趣味の道具置き場が欲しいという方は、タウンハウスを検討してみるのも良いと思います。
タウンハウスは基本的に、車庫付きの一軒家のイメージです。
タイではタウンハウスも安価で賃貸契約できます。
ただ、バンコク市内は高額なため、バンコク郊外か地方都市に住む人向けの話になります。
一軒家
タウンハウス同様、一軒家の賃貸も探せます。
犬を飼って、庭でBBQをして〜といったように、制限のない自由な暮らしができます。
ただ、タウンハウス同様、バンコク市内だとかなり高額です。
バンコク郊外か地方都市に住む場合の検討材料とした方が良さそうです。
タイで賃貸契約する前にチェックした方が良いポイント
タイで賃貸契約をする際、必ずチェックしておいた方が良いポイントがあります。
下記のポイントは、チェックしてから契約をするようにしましょう。
契約期間
契約期間は基本的に初年度1年のところが多いですが、念のため確認しておきましょう。
オーナーによっては、6ヶ月の短期契約などでも受けつけてくれるところもありますので、もし希望がある場合は交渉してみましょう。
ペット
もし犬や猫などのペットを飼う場合は、事前に確認しておきましょう。
黙って飼ってた場合、後々トラブルになる可能性がありますので、必ず許可を取るようにしましょう。
水回りの水圧チェック
水回りの水圧についても確認しておきましょう。
タイの物件では、水圧が極端に弱い物件も結構ありますので、内見した時に必ずチェックするようにしましょう。
(内見の際、エージェントに言えば、水道を開けてくれるはずです)
騒音
内見に行った際は、騒音の心配がないかも確認しましょう。
近くでイベントなどを頻繁にしている場所があると、朝までうるさいなんてこともあります。実際に窓を開けて確認したり、エージェントに相談した方が良いです。
設備
内見に行った際、設備について気になったポイントは交換が可能か事前に確認しておきましょう。
例えば、ドアの立て付けが悪い、エアコンから異臭がする等です。
エージェントに相談し、入居時にどのように改善されるか確認しが必要です。
不足している家電や家具があった場合、オーナーが用意してくれたり、オーナーと入居者の折半で購入できる場合もありますので相談してみましょう。
治安
内見に行く際は、近くの治安に問題がなさそうかも確認しておきましょう。
人通りが極端に少ない道がある、事件が頻繁に起きているなどの場所は避けた方が無難です。
また、野良犬が多い場所にも注意した方が良いです。
タイは比較的治安が良い国ではありますが、海外に住むという意識を持って出来る限りの注意を払うようにしましょう。
タイで賃貸契約をする際に必要なもの
最後にタイで賃貸契約をする際に必要なものについて解説します。
資金
タイで賃貸契約する際に必要な資金は、
初月の家賃1ヵ月分+デポジット2か月分=計 家賃3ヶ月分です。
場所によって異なることもあるかも知れませんが、基本的には3ヶ月分が初期費用となるのが主です。
デポジットに関しては特に退去時に大きな損傷がなければ、ほとんどの金額が戻ってきます。
僕の過去の経験上、9割くらい戻ってきてます。
賃貸契約時の必要書類
タイで賃貸契約する際は、
基本的にはパスポートのみで大丈夫です。
日本のように保証人を立てる必要もありません。
契約後の話ですが、タイでは入国管理局に居住地を通知する「TM30」という制度が義務化されています。
オーナーが提出する義務があるものなので対応してくれるとは思いますが、事前にTM30の対応にもしてくれるか確認しておくと良いでしょう。
まとめ
以上、今回はタイでの家探しについて解説させていただきました。
日系の不動産業者に依頼するのも、物件情報サイトを介して自分で賃貸物件を探すのもそれぞれメリット・デメリットがあります。
ですが、もしタイで物価を抑えた生活をしてみたいという人は、一度自分で探してみることにトライしてみてください。
魅力的な物件がたくさん見つかると思います。
コメント