もっと商品を売れるようにしたい
SNSのフォロワーを増やしたい
でも、どうしたら人を集められるの?
そんな悩みを持つ人におすすめの一冊が「お金をかけない集客図鑑」です。
この度、ご縁があり献本いただきましたので、僕が読んだ感想を素直に書かせていただきます。
ビジネス成功の要素は、ざっくりわけると「集客」と「セールス」。
人を集めて、商品を売る。
シンプルに考えるとこれだけ。
その1stステップであり、多くの人がつまずくのが「集客」です。
「コンテンツを作ったけど全然、見てもらえない」
「ブログで記事を書いても、全然ユーザーが集まらない」
といった悩みを抱えている人も多いのでは。
「お金をかけない集客図鑑」では、集客に悩む人たちに向けて、お金をかけずにできる集客方法を100テクニック紹介しています。
この本は、自分でビジネスしている人はもちろんですが、ライティングにも使える知識が書いてあるため、ブロガーさんやライターさんが読んでもとても勉強になります。
この本で紹介されている100のテクニックをきっかけに、マーケ視点を広げ、集客力をレベルアップしていきましょう。
「お金をかけない集客図鑑」の概要
「お金をかけない集客図鑑」では、下記4つに集客のプロセスを切り分け、お金をかけない集客方法100テクニック紹介しています。
- 商品・サービスを磨く
- 見せ方を変える
- 集客する
- リピーターをつくる
子供服のシェアリングプラットフォームを創業し、約10万会員まで成長させた筆者の経験をもとに書かれているため、どれも実践的な内容なのが特徴です。
また、具体例や実例が書かれており、どれもわかりやすく説明されているので、マーケティング初心者でも理解することができます。
1. 商品・サービスを磨く
「商品・サービスを磨く」では、商品設計に関するノウハウが書かれています。
ポジショニングやペルソナ設定、顧客のインサイトなど、マーケティングの基礎となる部分についてわかりやすく解説されているので、マーケティング初心者の人には特に参考になるパートではと思います。
「商品・サービスを磨く」パートで書かれている内容(一部抜粋)
- ネーミングの力を活用する
- 独自のポジショニングを考える
- 強みアップの切り札「選ばれない理由」を把握する
2. 見せ方を変える
「見せ方を変える」では、商品の表現方法について学べます。
スノッブ効果やシャルパンティエ効果といった心理効果や、わかりやすい具体例をもとに受けての心理を理解することができます。
この章は、ライターさんやブロガーさんのセールスライティングのスキルをあげるために、とても参考になるパートだと感じました。
「見せ方を変える」パートで書かれている内容(一部抜粋)
- キャッチコピーで人気を表現する
- 「弱み」を「強みのあるメッセージ」へと転換する
- 希少性を示す
3. 集客する
「集客する」では、具体的な集客へのアクションが書かれています。
TwitterやInstagramといったSNS戦略、GoogleマップやGoogleビジネスプロフィールなどのGoogleサービスの活用方法について学べます。
その他にもメディア掲載やプレスリリースの活用、LINE公式アカウントについてなど、幅広く集客方法が解説されています。
「集客する」パートで書かれている内容(一部抜粋)
- 自社を取り上げてくれそうなメディアを探す
- 裏側やプロセスを見せる
- Googleを攻略する
4. リピーターをつくる
「リピーターをつくる」では、ファンになってもらうための仕組みづくりについて解説されています。
ビジネスを安定させるためには、リピーターを作ることは必須課題です。
そのためにお客さんの心をどう掴んでいくかという具体的なノウハウが書かれています。
「リピーターをつくる」パートで書かれている内容(一部抜粋)
- お客様に合ったタイミングでアプローチする
- 熱狂的なファンを作り出す
- 離れられない仕組みをつくる
「お金をかけない集客図鑑」はこんな人におすすめ
僕がこの本を読んだ所感から、おすすめしたいのは下記のような人です。
- これから自分でコンテンツを作って販売したい人
- 自分のブログで商品を売れるようにしたい人
- Webライターとして、集客力、セールス力をあげて市場価値を高めたい人
「見せ方を変える」のパートでは、読者がどのように感じ、どう動くかというセールスライティングにも活かせる要素が強いため、ブロガーさんやライターさんにはとても参考になると思います。
「お金をかけない集客図鑑」の活用方法
この本のコンセプトは、“お金をかけない”集客図鑑なので、ほとんどのノウハウが、無料ですぐに実践できるものばかりです。
なので、全部読んでノウハウを集めるというより、まず自分が興味関心のあるパートや、課題と認識しているパートを読んで、すぐに1つでも実践してみることが良い使い方だと思います。
図鑑のため、1つのノウハウについて「もう少し詳しく知りたい」と思うことがあるかもしれませんが、それもこの本の良いところです。
まず、浅く広くマーケティングの視野を広げ、そこから課題を見つけ、知識を深めていくきっかけになるでしょう。
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