韓国と日本では、どちらの物価が安い?
韓国で暮らしてみたいけど、生活費は1ヶ月どのくらいかかるの?
食費や家賃はどれくらい?
世界各地で物価高となっている昨今ですが、韓国も例外ではありません。
「韓国の生活費の現状はどうなの?」と気になる方のために、住居費や食費、水光熱費など項目別に詳しく解説していきます。
また、物価高を乗り切る節約術についてもお伝えしますので、韓国移住や留学など長期滞在をお考えの方は、この記事を参考に韓国生活をシミュレーションしていきましょう!
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韓国での1ヶ月の生活費は10万〜16万円程度
韓国ソウルの1ヶ月の生活費は、約90〜150万ウォン(99,000〜165,000円)と言われています。
生活費のざっくりとした内訳は、以下のような内容です。
(細かな内訳は後ほど解説いたします)
【ざっくりとした韓国での生活費内訳】
- 食費:40万ウォン(44,000円)程度
- 家賃:40~60万ウォン(44,000〜66,000円)程度
- 交通費、雑費:20~60万ウォン(22,000〜66,000円)程度
家賃の安い住居を選び、自炊中心にするなど節約すれば日本円で10万円ほど、逆に友達との遊びや趣味にお金をかければ15万円くらいが目安になります。
また、住む地域によっても生活費は大きく変わります。
日本と同様に中心部より地方の方が安く、全体的な物価指数ではソウルを10とした場合、釜山が8程度となります。
住居費(家賃)
韓国の物件は年々値上がり傾向にあり、2024年現在では月に40~60万ウォン(44,000〜66,000円)が相場となっています。
物件の契約内容としては、以下のような形式が主流です。
(例外となる物件もあります)
【韓国の物件に多い契約内容】
- 契約期間:1年間
- 管理費:5~10万ウオン(5,500円〜11,000円) / 月
- ネット代は管理費に含まれる場合が多い
- ガス、電気、水道代は別払い
日本人が住むなら家賃50万ウォン(55,000円)以上の物件がおすすめ
地元の不動産屋さんの話では、家賃50万ウォン以上の物件がおすすめなようです。
理由としては、50万ウオン以下の物件は極端に狭かったり、半地下階などが多くなってしまうためです。
(半地下階は映画パラサイトにでてきたような物件です)
節約を意識するあまり、苦痛となる環境を選ばないようには注意が必要ですね。
留学生にはコシテルが人気
もし節約を優先させたい場合は、コシテルという選択肢もあります。
コシテルは、2〜4畳ほどのスペースに以下のような設備が詰め込まれたコンパクトな物件です。
【コシテルに備えられている設備】
- 机
- TV
- ベッド
- トイレ
- 冷蔵庫
- シャワー
- クローゼット
コシテルの家賃相場は、光熱費、ネット代込みで下記のような金額です。
【コシテルの家賃相場】
シャワー、トイレ共同タイプ:月 20万ウォン(22,000円)〜
シャワー、トイレ付きタイプ:月 45万ウォン(49,500円)〜
キッチン、洗濯室は共同で、キッチン用品や洗剤などが備えられています。
ご飯、ラーメン、キムチなど軽食を準備しているコステルも多いです。
食費や水光熱費、通信費も含めて節約できるため、あまりお金に余裕のない学生さんには人気の物件タイプです。
またコシテルのような共同生活をする物件タイプには、下記のようなものもありますので参考にしてください。
【韓国の共同タイプの物件】
- 学生寮:10~40万ウォン(11,000〜44,000円)
- 下宿(ハスク):40~50万ウォン(44,000〜55,000円)
- ホームステイ:50~60万ウォン(55,000〜66,000円)
※ホームステイは、韓国では欧米ほど盛んではないため物件数は少ないです
水道・光熱費
水道・光熱費は以下のような金額が相場です。
【韓国の水道・光熱費の相場】
- 水道代:8,000ウォン(880円) / 月
- 電気代:夏場40,000ウォン(4,400円)/ 月、冬場5,000ウォン(5,500円)/ 月
- ガス代:夏場8,000ウォン(880円)/ 月、冬場40,000ウォン(4,400円)/ 月
韓国では、夏場はエアコンで電気を使用し、冬場はオンドル(床暖房)でガスを使用します。
そのため夏は電気料金が高く、冬はガス代が高くなる傾向にあります。
水道代は2ヶ月ごとの請求となっています。
食費
食費は40〜100万ウォン(44,000〜110,000円)が相場です。
幅があるのは、メインが外食か自炊かで大きく変わるためです。
韓国での食材の値段は、下記のような感じです。
【韓国の食材の値段の例】
- 卵30個入:7,000ウォン(770円)程度 ※韓国では日本より多い量がセットで売られています
- 牛乳1本:1,800ウォン(200円)程度
- キムチ200g:3,500ウォン(390円)程度
- 水500mlのペットボトル 1本:400(45円)程度
- インスタントラーメン5袋入り:5,000ウォン(550円)程度
学生さんの場合は、学食も利用できたりするので食費を節約できます。
【日本人留学生の韓国での1日の食費例】
- 朝:コンビニでクッキー、おにぎりなどの軽食1,000~2,000ウォン(110〜220円)
- 昼:学食を利用して、4,000~5,500ウォン(440〜600円)
- 夜:屋台のジャージャー麺7,000ウォン(770円)
トータルで1日12,000〜14500ウォン(1,300〜1,600円)程度
カフェの値段
韓国のカフェのメニューは以下のような相場です。
【韓国のカフェメニューの金額例】
- アメリカーノ:4,500ウォン(500円)程度
- ケーキ:7,000〜10,000ウォン(770〜1,100円)程度
- マカロン1個:2,800〜3,500ウォン(300〜390円)程度
- ピンス(韓国かき氷):9,000〜14,000ウォン(990〜1,540円)程度
屋台での食事の値段
屋台で食事をする場合、下記のような金額となります。
【屋台で食事をする場合の一例】
- トッポギ 1人分:6,000ウォン(660円)
細長い韓国餅を甘辛いコチュジャンで炒め煮込んだ料理 - ホットク 1個:2,000ウォン(220円)
シナモン入りの黒砂糖をパン生地で包んで焼いた韓国屋台スイーツ - スンデ 1人分:6,000ウォン(660円)
豚の腸の中にもち米や春雨などを詰めた蒸し料理で、韓国式ソーセージ - 韓国おでん 1本:2,000ウォン(220円)
- 飲み屋屋台(料理1品+焼酎1本):29,000ウォン(3200円)〜
飲食店で食事をする場合の値段
飲食店で食事をする場合は、下記のような金額となります。
【韓国で飲食店で食事をする場合の例】
- キムパッ1本:3,300ウォン(360円)
韓国海苔巻き - ジャージャー麺:7,000ウォン(770円)
韓国式中華料理の代表格の麺料理 - キムチチゲ:7,900ウォン(870円)
キムチ、豆腐、ネギ、豚肉などを煮込んだピリ辛鍋料理 - サムゲタン:17,000ウォン(1870円)
若鶏のお腹に、もち米や高麗人参、なつめ、栗などを詰めて長時間煮込んだ伝統料理 - ビビンバ:10,000ウォン(1,100円)
- 冷麺:10,000ウォン(1,100円)
- サムギョプサル 1人分:20,000ウォン(2,200円)
豚のバラ肉を使った焼肉
ビックマックとスターバックスの値段
食費紹介の最後に、ビックマックとスターバックスの値段も紹介します。
まずはビックマックの値段です。
【日本と韓国のビックマック単品の値段比較】
- 日本のビックマック:450円
- 韓国のビックマック:5,200ウォン(572円)
続いて、スターバックスの値段比較です。
【日本と韓国の、スターバックス(ラテトール)の値段比較】
- 日本のスターバックス(ラテトール):409円
- 韓国のスターバックス(ラテトール):4,280ウォン(471円)
ビックマックもスターバックスも、現段階では日本の方が若干安いですね。
ちなみに、韓国のスターバックスの店舗数は1813店舗で、アメリカに次いで世界第2位の店舗数です。
韓国のスターバックスでは、現金を使えない店舗も増えているみたいなので、クレジットカードを持参して来店した方が良さそうです。
韓国の食事やお酒については、以下の記事でも詳しく解説しています。
韓国で絶対食べたい料理36選【ローカルメニューからスイーツまで網羅的に紹介!】
【韓国で飲むお酒はコレ!】人気のアルコール類や飲酒ルールを徹底解説!
日用品
日用品の、ひと月に10〜30万ウォン(11,000〜33,000円)くらいが相場です。
日用品の商品例としては以下のような感じです。
【韓国の日用品の商品金額例】
- 韓方シャンプー(韓国漢方のシャンプー)500ml:16,000~40,000ウォン(1760〜4,400円)
- ステンレス製の鍋:5,000ウォン(550円)
- お箸とスプーンセット:2,000ウォン(220円)〜
ちょっと重みがあるのが特徴 - 食器用スポンジ:1,000ウォン(110円)〜
色使いが華やかでカワイイのが買える - トイレットペーパー30個:10,000〜17,000ウォン
大体30個がワンセット - ダイソーのボディソープ 800ml:5,000ウォン(550円)
洋服
洋服については、どこでどのような洋服を買うかによって相場が変わってきます。
ここでは5つのエリアを紹介します。
明洞(ミョンドン)
明洞(ミョンドン)のメインストリートはグローバルブランドが連なっていますが、1本路地に入れば、小規模の激安店エリアがあります。価格幅も広いのが特徴です。
【明洞(ミョンドン)ファッションの特徴】
- 特徴:小規模店舗
- 予算:10,000〜20,000ウォン(1,100〜2,200円)程度
弘大(ホンデ)
弘大(ホンデ)は、オンラインショップの直営店やセレクトショップ、有名カジュアルブランド、安くて可愛い露店まで、韓国の最先端ファッションが集まるエリアです。
【弘大(ホンデ)ファッションの特徴】
- 特徴:安くて可愛い露店
- 予算:10,000〜20,000ウォン(1,100〜2,200円)程度
梨大(イデ)
梨大(イデ)はプチプラショッピングの天国。女子大生の街として、若い世代をターゲットにリーズナブルでかわいいアイテムが集まっています。
【梨大(イデ)ファッションの特徴】
- 特徴:プチプラショッピング
- 予算:10,000〜50,000ウォン(1,100〜5,500円)程度
高速ターミナル
高速ターミナルもプチプラショッピングが楽しめるエリアです。
10代からマダム世代まで、幅広い層を対象にしたアイテムが揃っています。
【高速ターミナルの特徴】
- 特徴:プチプラショッピング
- 予算:10,000〜30,000ウォン(1,100〜3,300円)程度
東大門(トンデムン)
東大門(トンデムン)は問屋街が主流ですが、ファッションビルから個人店まで価格に幅があります。
【東大門(トンデムン)の特徴】
- 特徴:問屋街(ファッションビルから個人店まであり)
- 予算:30,000〜100,000ウォン(3,300〜11,000円)程度
携帯料金
携帯電話料金は、月に25,000ウォン(2,750円)程度から。
料金が安く、韓国で多くの外国人が利用する通信会社チング通信では、以下のような料金プランが用意されています。
データ無制限プラン | データ無制限プラン(スピードアップ) | |
---|---|---|
1ヶ月 | 25,000ウォン | 45,000ウォン |
2ヶ月 | 45,000ウォン | 85,000ウォン |
3ヶ月 | 60,000ウォン | 110,000ウォン |
4ヶ月 | 80,000ウォン | 160,000ウォン |
5ヶ月 | 105,000ウォン | 210,000ウォン |
6ヶ月 | 130,000ウォン | 260,000ウォン |
長く使うほどお得になる料金設定となっていますね。
2プランとも利用できるデータ容量は無制限ですが、低速になるラインが違うようです。
詳細は下記の公式サイトをご確認ください。
引用元:CHINGU MOBILE
参考:CHINGU MOBILEの料金プラン
自宅のネット代
自宅で使うインターネットの料金は、管理費に含まれていて、追加料金なしで利用できるケースも少なくありません
もし、個人で契約する場合は、大体40,000ウォン(4,400円)くらいからのプランが主流です。
(複数年契約によって、商品券やキャッシュバック特典がつくことも多いようです)
短期滞在者の場合は、ポケット型Wi-Fiのレンタルという手段もあります。
ポケット型Wi-Fiのレンタル料金は1GB制限のプランで1日4,600ウォン(500円)程度、無制限のプランで1日5,970ウォン(650円)程度から利用できます。
交通費
交通費に関しては、人によって大きく変わりますが、4,000ウォン(440円)程度からスタートします。
地下鉄やバス、タクシーなどの交通費は、日本と比べると安く利用できます。
支払いは現金以外にも、T-money(Tマネーカード)といったプリペイド式交通カードも利用可能で、割引サービスが受けられるという利点もあります。
タクシー
【韓国のタクシー料金】
- 一般タクシーの料金:4,800ウォン(520円)~
- 模範車タクシーの料金:7,000ウォン(770円)〜
(模範タクシーとは、一定のキャリアがあり、高いサービスを提供するタクシーのことです)
電車
【韓国の電車料金】
- 地下鉄料金:1,500ウォン(160円)〜
- 高速鉄道KTX(ソウルー釜山片道):59,800ウォン(6510円)
- 空港鉄道A’REX(ソウル駅ー仁川国際空港片道):直通列車11,000ウォン(1,120円)、一般列車5,000ウォン(545円)
バス
韓国市内を走るバスは、下記の4種類です。
バスの種類と色 | 運賃 |
---|---|
広域バス(赤色バス) | 2,400ウォン(260円) |
幹線バス(青色バス) | 1,300ウォン(140円) |
支線バス(緑色バス) | 1,300ウォン(140円) |
緑色循環バス(黄緑) | 1,200ウォン(130円) |
各バスとも、一般、青少年、子どもという3段階に分けられており、若年層は割引される設定となっています。
ちなみに空港のリムジンバスは、仁川国際空港~江南までで片道18,000ウォン(1,960円)です。
医療費・健康保険
韓国での医療費は、下記のような金額です。
【韓国での医療費の例】
- 保険なしで風邪を引いた時(薬代込み):20,000ウォン(2,200円)
- 救急にかかった場合:20万ウォン(22,000円)
- 公立病院の入院費1日あたり:23,000~75,000ウォン(2,500〜8,200円)程度
- 私立病院の入院費1日あたり:208,900~800,000ウォン(22,750〜87,100円)程度
国民健康保険は、韓国に6カ月以上滞在する外国人と在外国民に加入を義務付けています。
保険料は所得により計算され、保険利用時に自己負担する金額は医療機関によって30〜60%で変動します。
日本の国民健康保険制度と異なり、高額医療制度がないことはあらかじめ注意が必要です。
また、滞納している場合、医療費は全額自己負担となるため、こちらも気をつけましょう。
ちなみにHealth Care Index by Country2020の調査によると、韓国の医療水準は世界93か国中2位ということなので、安心できる環境と言えるでしょう。
韓国の物価高を乗り切るための節約術
世界中で物価高となる昨今、韓国でも物価が上昇中です。
そんな物価高に負けないよう、韓国で大事な節約術を紹介します。
1. 1人暮らしの場合、野菜は八百屋のバラ売りを活用しよう
1人暮らしの場合、野菜は八百屋のバラ売りを活用することをおすすめします。
スーパーの方が安いイメージがあるかも知れませんが、韓国のスーパーは大量数で売っている商品が多く、値段も割高なものが多いです。
1人用であれば、八百屋さんのバラ売りを活用した方が、安く無駄なく購入できます。
2. リーズナブルで良いカフェを探そう
韓国はカフェ文化が活発なので、街のいたるところにカフェがあります。
その中でリーズナブルなカフェも多いため、お気に入りを探してみましょう。
メディアに紹介されるような人気店も良いですが、値段は高いです。
まだあまり有名ではないお店や、「JUICY」や「コンポーズコーヒー」といった安いチェーン店もあるため、足を運んでみましょう。
3. 自炊で節約と健康を手に入れよう
節約をするなら、自炊はした方が良いです。
もし、自炊を中心にして切り詰めれば、月の食費を1万円に抑えることもできるでしょう。
また、自炊を行うことで、栄養の偏りがないよう自分でコントロールもできます。
自炊の日を入れて、節約+健康を手に入れましょう。
4. 日本の日用品が欲しくなったらDAISO(ダイソー)へ行ってみよう
日本で馴染みの深い、100円ショップのDAISO(ダイソー)は韓国にあります。
もし、日本製品が欲しいと思った場合は、DAISO(ダイソー)に行けば比較的安く欲しいものが手に入ります。
DAISO(ダイソー)の料金は、1,000〜5,000ウォン(1,100〜5,500円)程度です。
ただ、日本製品にこだわらなくても良いものは、DAISO(ダイソー)で割高になるものもあるので、何を買うべきかは見極めましょう。
5. 長期滞在の場合は、ネットショッピングのクーポンを活用しよう
韓国に長期滞在する場合は、割引クーポンを利用してネットショッピングをしましょう。
ネットショッピングを利用するためには、外国人登録証と韓国の携帯電話番号が必要です。
長期滞在の見込みがある場合は、ネットショッピングができる環境を整えておきましょう。
6. 韓国留学する場合、奨学金を得られる可能性もあり
韓国留学をする際、奨学金制度を利用できる可能性もあります。
日本学生支援機構(JASSO)や韓国政府が運営の奨学金、韓国の各大学の奨学金など、さまざまなプログラムがあります。
もし、留学が目的の場合は、一度、奨学金についても調べてみましょう。
韓国に旅行する場合の費用(3泊4日のモデルケース)
韓国へ3泊4日で旅行する場合の費用は、11万円程度を考えておくと良いでしょう。
(どこに行くか、何をするかによって大きく異なりますので、一例としてご参考ください)
おおまかな内訳は以下です。
【韓国旅行3泊4日のおおまかな内訳】
- 航空券:3〜5万円(旅行時期や予約のタイミングによって異なる)
- ホテル代:3万円(一泊あたり5,000〜20,000円程度)
- 食費:2万円(一日あたり2,000〜5,000円程度)
- 交通費:5千円(地下鉄やバスを利用する場合で、一日あたり1,000〜2,000円程度)
- 観光・アクティビティ:1万円(一日あたり2,000〜5,000円程度)
- Wi-Fi・通信費:3千円(レンタルWi-Fi利用で、一日あたり500〜1,000円程度)
- 海外旅行保険の費用:5千円(4日間で1,100〜1,800円程度)
ホテル代
韓国のホテル代の相場は以下のような金額です。
【韓国のホテル代の目安】
- ゲストハウス:20,000ウォン(2,200円)程度
- 3つ星ホテル:65,000〜115,000ウォン(7,000〜12,500)程度
- 5つ星ホテル;330,000ウォン(36,000円)〜
もし、個室で快適に泊まりたい人は、70,000ウォン(7,700円)以上のホテルに宿泊するのがオススメです。
韓国のホテルの料金は、1人あたりではなく1部屋あたりの料金であるため、ツインやダブルルームをシェアすれば半分の金額に抑えることもできます。
観光地の入園料
2023年にオープンしたばかりの、韓国の観光地4つの入園料を紹介します。
【CLUBD OASIS釜山の大人料金】※2023年7月オープン
海雲台(ヘウンデ)海水浴場のすぐそばにあるスパ&ウォーターパーク
- スパ + ウォーターパーク利用券(7時間まで):79,000ウォン(8,600円)
- ウォーターパークのみ利用(6時間まで):69,000ウォン(7,500円)
- スパのみ利用(5時間まで):30,000ウォン(3,270円)
【MCYパークの大人料金】※2023年3月オープン
韓国南東部にある新羅の古都・慶州(キョンジュ)にある、総天然色の光あふれる芸術作品やインスタレーション作品を楽しめる超大型テーマパーク
- 入園料:15,000ウォン(1,650円)
【華蓋庭園の大人料金】※ 2023年5月オープン
仁川広域市江華島(カンファド)の西北に浮かぶ島・喬桐島(キョドンド)にある、標高259mの小高い山・華蓋山(ファゲサン)の山麓に位置する庭園
- 入園料:5,000ウォン(550円)
【IVAR GARDEN(アイヴァーガーデン)の大人料金】※ 2023年8月オープン
韓半島の南に浮かぶ島済州島(チェジュド)に、デジタルテクノロジーとアートが融合した巨大メディアアートミュージアム
- 入園料:19,000ウォン(2,090円)
【2024年】韓国の物価の現状
2024年現在、韓国の物価上昇は続いています。
日本に比べて物価が安いと言われていた韓国ですが、 食料品から生活必需品、光熱費も上がっているため、日本との差はあまりなくなってきています。
韓国の物価の話でよくでるのが、ジャージャー麺とキムパッの価格。
安くて、美味しく、お腹を満たせる代名詞でしたが、近年の物価高騰に伴い、この2つのメニューも値上がりしています。
日本と韓国の所得(給与)比較
日本と韓国の賃金水準は、かなり接近しています。
ここでは、韓国の最低賃金、大卒初任給、平均所得について解説していきます。
最低賃金
韓国の2024年の最低賃金額は、時給9,860ウォン(約1,083円)でした。
2023年の最低賃金額は、時給9,620ウォン(約1,041円)でしたので、約2.5%引き上げられました。
日本の最低賃金は、2024年時点で1,004円です。
そのため最低賃金は、韓国の方が高い水準にあります。
下記は、2013年からの10年間の韓国と日本の最低賃金推移です。
【2013〜2023年の日本と韓国の最低賃金の推移】
日本の最低賃金と上昇率 | 韓国の最低賃金と上昇率 | |
2013年 | 764円(2.00%↑) | 4,860ウォン=534.4円(6.1%↑) |
2014年 | 780円(2.09%↑) | 5,210ウォン=572.9円(7.2%↑) |
2015年 | 798円(2.31%↑) | 5,580ウォン=613.6円(7.1%↑) |
2016年 | 823円(3.13%↑) | 6,030ウォン=663.1円(8.1%↑) |
2017年 | 848円(3.04%↑) | 6,470ウォン=711.5円(7.3%↑) |
2018年 | 874円(3.07%↑) | 7,530ウォン=828.1円(16.4%↑) |
2019年 | 901円(3.09%↑) | 8,350ウォン=918.3円(10.9%↑) |
2020年 | 902円(0.11%↑) | 8,590ウォン=944.7円(2.9%↑) |
2021年 | 930円(3.10%↑) | 8,720ウォン=958.9円(1.5%↑) |
2022年 | 961円(3.33%↑) | 9,160ウォン=1007.3円(5.1%↑) |
2023年 | 1,004円(4.47%↑) | 9,620ウォン=1057.9円(5.0%↑) |
また、韓国では週休手当という有給休暇制度があります。
週休手当では、週15時間以上働く従業員が皆勤すれば1日分の手当を追加支給するという制度です。
この制度も加味すると、さらに日本と韓国の最低時給の差は大きくなります。
【週休手当の例】
週5日間、3時間ずつ働いた従業員には、3時間分の週休手当を支払う
(合計15時間の労働に対し、20%増の18時間分の賃金を支払う必要があります)
大卒初任給
韓国の大卒初任給は年収換算で3,669万ウォン(403万5千円)程度と言われていますが、大企業か中小企業かでも大きく異なります。
韓国の売上トップ100企業の年収は平均すると日本円で535.6万円、中小企業898社では288.1万円という結果がでています。(韓国の求人プラットフォームSaraminが行った、4年生大学を卒業した2022年新入社員年俸調査を参照)
対して、日本の大卒初任給の平均は225,000円前後、ボーナスを含めた年収換算で280万円前後です。
実際は企業ごとによって異なりますが、傾向だけを見ると大企業においては韓国が日本よりも高く、中小企業に関しては同程度という考察ができます。
平均所得
2022年の韓国の平均年収はドル換算で、36012ドル(約523万円)。
2022年の日本の平均年収は34,393ドル(約500万円)のため、大きな差ではありませんが、韓国の方が高水準にあります。
引用元:Yahoo! JAPANニュース
参考記事:「とっくに、韓国にも負けている」日本人の平均年収の悲惨な状況、回復の見込みはあるのか?
韓国では、勤続年数が長いほど賃金が上昇する年功給が色濃く残っているのが特徴です。
物価上昇中の韓国だけど、まだまだ楽しく生活できる余裕はある
今回は韓国の生活費・物価について詳しく解説しました。
昔ほど物価差がなくなり、「韓国でお得に買い物!」という印象は薄れてきましたが、ファッションや屋台など安く楽しめるものは健在です。
節約する部分を工夫すれば、生活費を抑えて韓国で楽しい生活を送ることもできます。
韓国に興味がある人は、ぜひ一度、実際に足を運んで現地の生活をシミュレーションしてみましょう!
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